八ノヒブログ

8のつく日に投稿するブログ

一冊読むだけで十分な育児本

情報が溢れかえる時代、常に情報を取捨選択しなくてはなりません。育児についても例外ではない…どころか育児についての情報はとても多く迷ったり振り回されてるしまうお母さんも多いと思います。私が子育てについて学んだり、実際に子育てをしてみてわかったこと・思うことは、

  • 赤ちゃんについては医学的にまだわからないことがたくさんある
  • 赤ちゃんは一人一人かなり異なり、育児に正解はない
  • 良いこと悪いこと、すべてにとても順応性が高い

結局のところ、お母さんが赤ちゃんをよく見た上で正しいと信じられる方法や、こうしたいと思う方法を選択すべきなのだろうと思います。

 

そうは言っても初めての育児なら尚のこと、よりどころが欲しいものです。その一つとして育児本がありますが、数ある育児本の中で私が一冊だけ選ぶとしたら、この本を選びます。

子供へのまなざし  佐々木正福音館書店

もちろん全ての育児本を読んだわけではありませんが、この本は他の本を読まなくても、この本を読むだけで十分だと思うことのできる素敵な本です。私が一言で表すなら、足し算の育児ではなく引き算の育児。親子の信頼関係を出来るだけ子供が小さいうちに構築する大切さをとてもシンプルに繰り返し述べられていると思います。

 

副業推進して欲しい

社員就業規則で副業を禁止している企業が多いと思いますが、現在にあってはなぜ副業を認めないのかと思うのです。副業でスキルアップした優れた人材が増えることは企業にとってもメリットですよね。ライフスタイルの変化のキャリアへの影響が大きい女性にとって、副業ができることは魅力だと思います。

地下鉄サリン事件

オウム真理教死刑囚の刑執行に関して、7/26中国新聞に掲載された辺見庸さんの特別寄稿「この国では祝祭にも似て」の中で、地下鉄サリン事件の朝の様子を記載した部分に驚きと恐怖を感じました。

よくかんがえれば、あきらかに異常なのである。しかし、みながそうと判じるまでには、短いようで案外に長い”空白の時間”と、気だるい日常動作の継続があった。空白の時間にあっては、意味と価値がはらかなくなる。すると、人の群れはどうするのか。普段の集団的イナーシャ(慣性)にしたがうのだ。職場に向かうものは、軍隊アリのごとく、いつも通りの歩調で進もうとする。倒れふすものが視界にあっても、群は乱れない。近よってたすけようとはしない。むろん例外はいくつもあったのだが、あの日の朝は当初、あまりにも静謐で、ぞっとするほど整然としていた。

事件のテレビでの報道は、すでに”空白の時間”は過ぎ去っていたのでしょう。私が知っている地下鉄サリン事件は22年間ずっと、喧騒しかなかった。そこに居合わせた辺見庸さんの的確な記述によって、この事件の恐ろしさを一層感じました。「あきらかに異常」でありながら、”空白の時間”が生まれるほど、瞬時には受け入れ難い、それまでの人々の常識から逸脱した事態。静謐でぞっとするほど整然としていた様子を思い浮かべると背筋が凍るおもいがします。

 

そして人の群れが普段の集団的イナーシャに従ったということ。イナーシャを止める反力が効かなかったのは、あまりに異常なために処理が遅れたのか、認めたくない防衛反応なのか、、どういうメカニズムがわからないけれど、「軍隊アリのごとく」整然としている人の姿や自分も同じ人であること、原始的なのに未知の逆らえない何かがあることが恐ろしい。

死刑執行についての悩み

死刑執行に賛成か反対か。私はまだ、はっきりと胸を張って言える答えを出せずにいます。7/6と7/26の二日間で13名の元オウム真理教死刑囚の刑が執行されたことで、否が応でもこのことについて再度考えさせられます。まず間違いなく言えるのは死刑が執行されて、私自身がショックとダメージを受けたことです。消化しきれない気持ちが残り、この気持ちの正体は何なのか、どうしたらこの気持ちが消えるのか。私ができたことは、ただ、関連するニュースや情報を見ることでした。

 

そんなとき、7/29の中国新聞に掲載されていた辺見庸さんの特別寄稿「この国では祝祭にも似て」を読んで、畏れ多いですが気持ちを代弁されたもしくは整理されたようで、不快な気持ちが安心感に変えられました。

最も共感を覚えた部分は、

ひとはひとを、組織または国家の名のもとに、なぜ平気で殺すことができるのか。なぜ殺さずにはいられないのか。国家による殺りくならば正当化されるとでもいうのか。

国家による殺りく。これを許すのか許さないのか。乱暴に言えば死刑執行も殺人です。例えものすごい凶悪犯罪者だとしても、更生の見込みはないとしても、人間が人間を、正当に、殺すということがあり得るのか。。気持ちではNOと言いたい、死刑執行には反対と言いたいです。でも、もし自分が被害者だったら、被害者の家族だったら…被害者や被害者の悲しい声を聞いたら…。それでも反対と本当に言えますか?と問われたら怖気付いてしまう。

女性でも使える電動工具

この春についに中古住宅を購入し、やりたかったDIYリフォームを始めることにしました。

今回は工具好きな私たち夫婦が早速購入した電動工具と、それらを電動工具初心者で女性の私が使用した感想を紹介します。これから電動工具が欲しい方、特に女性で「使えるかな…」と悩んでいらっしゃる方に参考にしていただければ幸いです。

 

紹介する電動工具は、

MAKITA 電動カンナ m192
MAKITA インパクトドライバ MTD0100
MAKITA 電動サンダ M931

です。

 

MAKITA 電動カンナ m192

うちでは、DIYの材料として未加工の木材を格安で譲っていただいたので、カンナは必需品です。MAKITA 電動カンナ m192は幅の広い木材を一度に加工できます。しかしその分本体が大きいため私には重すぎて使えない心配がありましたが、私が使えなくても主人は使えることもあり〝大は小を兼ねる″で購入。

使ってみた感想は、やっぱり重いのは重い。ただし、カンナを使うときは加工する木材にある程度重さを預けられるので、加工している最中はそこまで重さを感じません。使う力の強さは、床を両手でしっかりゴシゴシ雑巾掛けしたりパン生地をしっかりこねる位でしょうか。また、歯を回転させた状態でロックすることができる(回転用レバーを離しても回転させたままにすることができる)機能があるため、しっかり持ち手を握って作業することができます。女性の私でも1時間近くは連続で作業することができました。ちなみに私の力は、平均女性よりちょっと強めです。例えば握力は左右共30ちょっとです。


MAKITA インパクトドライバ MTD0100

インパクトドライバを選ぶにあたって私たちが迷ったのは、コードレス(バッテリー充電式)にするかコード付きにするかの選択でした。トルクの強いものが欲しかったこと、うちの作業場所はコンセントにつなぐことが容易なこと、コードレスはバッテリーが重いことからコード付きにしたいと考えつつ、お店の方にアドバイスをお伺いしました。コード付きの特徴の一つは充電不要であることですが、そのために連続して長時間使うことができるうえ、トルクも強いため内部のモーターの焼きつきに注意が必要で、長時間の連続使用と高トルクの高負荷を避ける必要があるとのことでした。一方充電式ではバッテリーの能力限界により焼き付きを回避できるようです。モーターの焼きつきに注意と頭に焼きつけて、コード付きを購入しました。

使ってみた感想として、インパクトドライバは使用中に本体の重量分を保持する必要があることと、締め付け時の反力を受け止める必要があることから、それなりの負担があります。私にはこまめに本体を置いて手を休める、反対の手を添えるなどが必要です。ネジの打ち込むときは初めは加減がわからず深く打ち込みすぎて木材が割れてしまいましたが、10本も打てばある程度加減がわかってきました。あとは練習あるのみ!だと思います。


MAKITA 電動サンダ M931

加工面の仕上げと塗装落としのために購入。主人が選んで買ったため私の選択の理由はありません。サンドペーパーを固定して使用します。

使ってみた感想は、女性でも片手で使いまわしやすい大きさと重さで、使用時の振動もきつくなく使いやすいです。今回紹介する工具の中ではもっとも使用しやすい工具だと思います。サンドペーパーを手で使用したときに指紋や爪の中が切削粉で黒ずむ悲しさがないのと、もちろん時間と労力をかなり節約できるのでおすすめです。

 

以上、電動工具初心者女性のレポートでした。さらに電動ノコギリを購入したので別途レポートしたいと思います。

 

工具も材料も準備万端ですが、酷暑のためDIYはお休み中。涼しくなってから再開します…。